感染管理体制（洗浄・消毒・滅菌）
治療器具の洗浄・消毒・滅菌について
ちしろ歯科医院では通院される患者様とそのご家族にもご安心いただけるよう、感染症対策を徹底しております。
『歯を削る機器、7割が使い回し』…このニュースをご存知でしょうか？
2014年に全国版の新聞で「歯を削る機器の7割が使い回されている」というデータが取り上げられたことがありました。
実は、治療器具の洗浄・消毒・滅菌については、厚生労働省の示す一定の指針は出されているのですが、その実態は各医院の管理に任されています。
この報道では、全国の歯科医療機関を対象に行った調査の結果「約7割もの歯科医院が、歯を削る機器を患者様ごとに交換せず使い回している」という実態が明らかになりました。
この報道の後、医療現場ではこれまで以上に感染管理体制の改善が進められてきましたが、現在でもまだ5割程度の歯科医院が依然として使いまわしていると言われています。
患者様のお口に入るものだからこそ、徹底した洗浄・消毒・滅菌を行っています
当院では治療に使用する機器について、全て洗浄・消毒・滅菌を行い、患者様ごとに滅菌済みの新しい器具を使用しております。
当院で使用している滅菌器は、ヨーロッパの厳格な基準をクリアした「DACユニバーサル」という滅菌器です。
歯科専用の滅菌器DACユニバーサルを使用
DACユニバーサルは、世界でも数少ない「完全な洗浄・滅菌」を可能とする滅菌器です。
ちしろ歯科医院では、歯を削る機器の内部から表面まで完全に洗浄・滅菌を行っており、患者様ごとに新しいものに交換して使用しております。
患者様のお口に入るものだからこそ、目に見えないレベルまで徹底して感染管理対策を行っております。
一つひとつの器具を適切に管理しています
清潔な器具で外科処置の実績も多数ございます
また、私たちは開院当時より親知らずの抜歯やインプラント治療といった「外科治療」を行ってきたこともあり、治療器具の管理（洗浄・消毒・滅菌）や、衛生管理については日頃から徹底して行ってまいりました。
どなたさまも安心してご来院ください。
滅菌できないものは全て患者様ごとに「使い捨て」を徹底
治療器具のように滅菌ができないものについては、全てディスポーザブル（使い捨て）をしております。
例えば紙コップや紙エプロン、スタッフが使うグローブ（ゴム手袋）などが挙げられます。
必ず使い捨てをして、患者様ごとに新品を使用していただいております。
一人ひとり新品を使用しています
飛沫防止の「口腔外バキューム」も、もちろん完備しています
口腔外バキュームを使用しています
全診療室に導入済
当院では全てのチェアに「口腔外バキューム」という機器を設置しております。
歯を削る際に発生する粉塵・水分などを強力に吸引するために使用する機器で、飛沫による院内感染を予防することが可能です。
歯科治療で発生する粒子を強力に吸引
当院では口腔外バキュームを使用することで、患者様、そしてスタッフの安全を確保しています。
その他感染症対策について
その他にも目に見えない部分まで衛生管理・感染対策に取り組んでいます。
一部をご紹介いたします。
- 歯科用チェアは毎回消毒液で拭きあげ
- 院内のこまめな換気、玄関ドアの開放
- 個室・半個室の診療室で患者様同士の接触を防止
- スタッフ・患者様の検温・手指アルコール消毒
- シールド、KN95マスク、ガウン(処置内容による)の着用による感染予防
など・・・
目に見えない部分だからこそ、私たちはこだわりをもって取り組んでいます。
患者様からスタッフに至るまで、当院に関わるすべてのにとって、安全で安心できる医院づくりを徹底しております。